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昭和という時代

婆ちゃまのひぐらし語り
06 /19 2015
思い付きで夜ごとのお喋りなので 
あっちへ飛んだり こっちにとんだりの言の葉。
あなた達の才で かき集めて 聞き留めてね。

 婆ちゃんにはとても苦労人の賢い祖母がいたのよ。
風邪ひかないからって 
冬はね 火鉢で焼いたニンニク
割烹前掛けのポッケに入れて食べていたわぁ。
博学の人でもあったので 
もう少し大きくなるまで一緒にいてほしかったけれど、
婆ちゃんが小学三年生の十二月十四日亡くなったのよ。

 その祖母とよく
一歳前後の弟乳母車に乗せてね、駅まで 汽車見に行ったもの。

電車じゃないのよ。
汽車はねぇ 石炭で走るからねぇ 
もくもく煙はいてね 駅に入ってくるの

その雄姿目にした物言えぬ弟は 
乳母車で体揺らして喜んだものだわ。
ぽ~って汽笛も心に響くのよねぇ。
汽車はがたごとよう揺れて
婆ちゃん 汽車に乗ると酔うのにねぇ 
見るのは好きだったなぁ。

 駅に行く途中に ポケット館って呼んでいた小さな映画館があるの。
お父さんがよく連れて行ってくれたわ。
東映映画 そう チャンバラ映画 よう見たものでねぇ。
切られると血が出るでしょう。
婆ちゃん目をつむって見ないようにしてるんだけれど 
数日は その場面が焼き付いて なんか怖かったなぁ。

 あっ 紙芝居 って 知ってるよねぇ。
爺ちゃんが図書館で借りてきてくれて 
婆ちゃんがして見せてあげていたの覚えてる?
なおちゃんやたくちゃんは一生懸命見て聞いてくれたけれど 
ほのちゃん さゆちゃんにしたときは困ったよ。
絵を見ないで 読んでる婆ちゃんの後ろに立つんだものねぇ。
紙芝居の意味ない。とほほだったよ。


 その紙芝居 婆ちゃん小さいときはね 
大きな自転車に道具積んでねぇ 紙芝居やさんが来ていたの。
お金一円だったのかなぁ?
いくらもっていったんだろう。
昆布や水あめもらってね それ口にしながら 見てたなぁ

 読むおじさん すごいんだよ 読み方。
思わず物語に引き込まれてねぇ。
終わったら次早く来ないかなぁ・・・ってわくわくしていたよ。

 紙芝居も楽しみだったけれどね。
生母が亡くなって婆ちゃん夏から
お寺さんが運営していた保育園に入れられたの。
その時 先生がよく見せてくれた幻燈、あれ うれしかったなぁ
昔話の世界の絵がねぇ 大きなスクリーンに
カチャって音と共に一コマ一コマ映し出されるのよ。
その絵に合わせて先生がお話読んでくれるの。

祖母の昔話で育った婆ちゃんが初めてであった 心弾ませた わぁ 
な世界。

 テレビもない時代だったので新鮮だった。
 それから 保育園でもらって帰るキンダーブック。
 一ページ 一ページ 見入ったわぁ
全国のお正月風景でね 
鹿児島は暖かそうに凧揚げ。
東北はね かまくら。雪の世界。
どっちも珍しかったこと 昨日のように覚えてる。

本っていいよね。小学校に入った婆ちゃんは 
休み時間はいっつも図書室がおおかったよ。
お菓子の家なんて いいなぁ とか
人魚姫ってあってみたいなぁ とか 
カエル
投げつけたらそれは素敵な王子様に~
な童話読んだ後は このカエルも魔法かけられてるのかなぁって
眺めたり・・・現実とメルヘンの世界がごちやごちゃだったよ。

 書物の世界だけに入り込んでいてもいけないよね。
まずは 現実の空気に触れないとね

でも 本って 面白いよ~ 
なおちゃんは読書家だけれど そのほかは?。
想像膨らませるって束縛ない世界でええもんじゃよ

 古典 って言われる 
長い時間の中で一定の評価されてる書物手にしてごらん。
ぴぴぴって来るものに出会うかもねぇ。
急がなくてもいいから 気が向いたときにね。
婆ちゃんも今本読んでないのよ。
老眼買い換えてまた読書開始しなくっちゃねぇ。
認知予防に。(^^♪


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峠 美千子

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